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炭は料理や入浴に使った後は、除湿や防臭に、または畑にまいたりと、捨てるところのないリサイクル可能な地球にやさしいエコグッズです。
弱アルカリ効果:炭はアルカリ性ですので、炭をお湯にいれるとお湯がアルカリ性なり、アルカリイオンを含む温泉、いわゆる名湯といわれている温泉のようになります。炭のお風呂は体がよく温まり、肌もすべすべになるなどの効果があります。
水道水がおいしくなる:カルキ臭のもとになっている塩素や有機物をすぐれた吸着力で吸収し、吸収された塩素や有機物は、木炭の無数の穴に棲みついている微 生物により分解されてしまいます。また、炭に含まれているミネラル分が水の中にとけだしてミネラルウォーターなみのおいしさになります。
ご飯がおいしくなる:炭が加熱されると灰分の一部がとけてセラミックスができます。そのセラミックスから近赤外線が出て、米の芯まで熱がゆきわたり、ふっくらとおいしいご飯が炊き上がります。さらにこの「近赤外線」の効果は、天ぷらやフライなどの揚げ物にも効果を発揮。油を入れたフライパンの中に、炭をひとかけら入れると、具の表面に熱を早く伝え、中までまんべんなくゆきわたらせるので、カラッとおいしい揚げ物が出来上がります。また炭の酸化防止効果で、その油も通常よりも長く使えます。炭は、硬質の白炭がいいでしょう。一度使ったものは、水でよく洗い、風通しのよい清潔な場所で一日乾燥させます。10日に一回煮沸させて、約半年は使えます。また、炊き上がった後もそのまま入れておくことで、変色やいやな臭いを防ぐことが出来ます。
赤外線効果:炭は近赤外線を発するため、ガスなどで焼くよりも早く肉の表面が熱くなり、肉の旨みを逃がしません。さらに、内部の方にもまんべんなく熱がゆきわたります。
消臭・殺菌効果:炭の表面の無数の穴が匂いのもととなる空気の汚れや匂いを吸着します。
調湿効果:炭の表面の無数の穴が空気中の湿気を吸ったり吐いたりして調湿します。
リラックス効果:マイナスイオンを発生する働きで気分を穏やかにする鎮静作用があります。
(参考資料:炭は我家の万能薬/日本テレビ編)
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