竹細工の「里山かえる」
木や竹を材料に、楽しい工作をすることにより、木や竹の構造・生態などをしぜんに知り、色々な技術を覚え、創作力・想像力を育みます。
準備するもの

作成:ラブ・ネイチャーズ
- 竹(真竹・モウソウ竹・他)
- ボンド
- ノコギリ
- ナイフ
作業順序
1.顔を作ります。

- シッカリした枝のある部分の竹を用意し、かえるの目になる枝を、適当な長さ残して切ります。
- 顔になる節を残して、両側を切り落とします。
ポイント:顔の裏側を、下が広くなるように、少し斜めに切ります。
2.胴体を作ります。

ポイント:片面を少し斜めに切り胴の下が広くなるようにします。
3.足を作ります。
4.組み立てます。
- ボンドなどで、いろいろな角度に組み合わせることによって、表情が出ます。
(参考)竹について
代表的な野生種は、モウソウ竹・真竹・ハチクの3種類、
- モウソウは、250年ほど前中国からの外来種でまだ新しいが、今猛烈な勢いで拡大中、食用の筍はほとんどがこの種で、時期も早く美味しい。
- 真竹は、筍はあまり食べない、各種の細工物の材料として使われる、名前の由来は、全体的の姿が女性的で、毛が少ないところから、と言う説もある。
- ハチクは、寒さに強く中部以北に多い、枝が細くて細かいため竹箒に使われる、筍は、モウソウより遅いが美味しい。