木工作:バードカービング
木や竹を材料に、生活に役立ついろいろなものをつくってみましょう!
準備するもの

木材 |
彫り易い木材 |
野鳥の図鑑・ボール紙・物差・マジックインキ・ノコギリ・ナイフ・彫刻刀・ハサミ・紙ヤスリ・ペンチ・針金・ハンダゴテ・キリ・木綿糸・アクリル絵の具・筆(極細・細・中)・ボンド・皿 |
作業順序
1.彫りたい鳥の型紙を作ります。

- 図鑑を見ながら鳥の姿をボール紙に描きます。
(物差ではかり、実物の大きさで)
- ハサミで型を切り抜きます。
2.型を木片に写し取ります。

3.型から外れた部分を落とします。

- マジックの外線に沿う形で、余分な部分をノコギリで落としていきます。
- 鳥を上から見た姿をマジックで描き、余分な部分をノコギリで落としていきます。
4.(3)で仕上げた形にもう一つ手を加えます。

5.鳥の姿に仕上げます。

- ナイフにより、より鳥の姿に近い形に削ります。
※鳥が太めになりがちです。あせらず仕上げていきましょう。
- 鳥の姿が出来上がったら、紙ヤスリをかけて表面の凸凹などをなくします。
6.クチバシ・目・羽根を彫ります。

【クチバシ】虫を食べる鳥、草の種子を食べる鳥、魚を食べる鳥などにより、クチバシの形が違います。
【目】目は真ん丸に彫らないようにしましょう。
【羽根】鳥の種類により特徴があるが、羽根の枚数は図を参考にするとよいです。
- 描いた線の上をナイフで彫ります。
- ナイフで線を引いた後、削ります。
- 彫り終わったら、丁寧に紙やすりをかけ、仕上げます。
7.色を塗ります。

- 鳥の体色は複雑で微妙です。一色ではなかなか実物の色は出せないので、二色以上を混ぜ合わせて作り出す必要があります。
- 下塗り材(ジェッソ)を全体に塗ります。この塗り方により、羽毛の感じが出せるようになります。
8.脚を作ります。

- 作っている鳥の脚に合った太さの針金を用意します。
- 針金を次のように加工します。(1羽分)。
9.脚を体につけます。

- 鳥の脚は意外と体の後ろに付いているので注意しましょう。
- キリで穴をあけ、脚にボンドをつけ差し込み、固定します。
10.目に透明ニスを塗ります。鳥を止り木等に固定し、完成です。
