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県全体の森林面積は、49万9千ha(全国比率2.0%)で県土の64%を占めています。そのうち民有林が82%、国有林が18%となっています。民有林のうち、人工林の面積は24万haで民有林全体の59%に達し、その93%をスギ・ヒノキが占めています。
人工林のうち約80%が、木材資源として利用可能な林齢である40年を超えています。
長年、減少傾向にあった素材生産量は、近年は横ばいの推移を示しています。
一方で、森林蓄積量は年々増加しています。
※蓄積量とは立木の幹の部分の体積で、資源として使える量ということです。
林業生産活動の低迷に伴い就業者数の減少も進んでいます。
静岡県は、全国でも有数の乾しいたけ産地ですが、近年、生産者の高齢化などにより、生産量が減り、生しいたけへの移行がみられます。その他のきのこについても、産地間競争の激化から、生産量は横ばいとなっています。
データ:静岡県農林/水産業の特徴/静岡県の林業
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