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素材生産 天竜フォレスター:今井保隆:素材生産:木職

今井保隆さんの顔写真

プロフィール

サラリーマンの家庭で育ったが、自分は別の道に進みたいという思いが強かったという今井さん。昭和57年(1982)日本大学林学科(当時)を卒業後、 神奈川県藤沢市 から 龍山村 森林組合に就職。現場で培った林業技術をもとに、仲間と育林の技術を請け負う会社を設立し今年で13年目。9人のスタッフで天竜林の育成に注力する毎日。


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適度な間伐で良好に保たれている森林。

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トラックに積むため木を一定の尺に切断。

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伐採作業には小型の重機が大活躍。

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伐採した木は枝葉をつけた状態で乾燥させる。

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間伐されずに陽光が届かない森林。

山をつぶすような仕事はしたくない、木をふつうの存在にしたい。

今井さんが代表をつとめる天竜フォレスターは、林業の技術を請け負う技術者集団。森林組合や山主からの依頼で山を手入れし、その技術代で会社を運営している。 3月下旬から4月中旬の春先に苗を植え、6月下旬から8月いっぱいの間は状況に合わせて下刈り(草刈)や徐間伐(お金にならない若い木を間引いて森に適度な陽光を入れる)、秋口からが生産活動となる伐採。自然環境などへの配慮から、近年では皆伐は少ないという。第三者の目には、山に木を残す抜き切りは理想的に見える。しかし、現場で作業する者にとっては面倒が増える。残す木を傷つけないよう配慮しながら伐採し、山から運び出すのは一苦労だ。「人工林は人の手が入って立派な林になります。資源を循環させていく山づくりがしたですね」と今井さん。そのために自分たちの努力で作業のコストをさげて、山主に管理費(山の手入れ費用)が残るようにしたいという。

そんな今井さんの仕事は、いつの間にか営業が大きなウェイトを占めるようになった。手入れが必要な山を探し、山主に管理プランを提出する。いわゆる提案型営業だ。山に費用をかけても、山主が赤字にならないようコスト計算をし、自分たちの仕事をつくっていくのだ。「いま山は二極分化しています。きちんと手入れしていかないと、これから差が広がってくる。手入れの遅れた林を元にもどすには、大きなコストが必要になります」。山の生産コストをどこまで下げることができるか、技術者をどう育てていくか、一つの会社で全てはできない。

自分たちのもっている技術を活かしながら、役割分担をして、うまく回していける仕組みができればという今井さん。「木を、ふつうの存在にしたい」と山への思いを語ってくれた。

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