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木の家を建てたい!県産材住宅なんでも館

こだわり家さんお宅訪問

過去に掲載されたこだわり家さんもご覧ください。

県産材にこだわったお宅、店舗、施設をご紹介します。

vol.100

H様邸
(藤枝市)

古き良き物へこだわり、自分や他人、地球環境に良いものを考えた家

慣れ親しんだ古い建具。杉や桧、ヒバ、唐松など、すべてに無垢材を使い、壁や天井に調湿作用のある珪藻土を使用。太陽や風など自然の恵みを活かした家ができました。

建築データ

<使用している主な木>

スギ、ヒノキ、ヒバ、カラマツ

<設計・監理>

有限会社 平野建築 一級建築士事務所

<施工>

有限会社 平野建築

今月のレポーター

有限会社 平野建築 一級建築士 平野真也さん

こだわりのポイント

  1. 昔使っていた、す戸(大阪格子戸)や腰付障子戸や板戸とのコラボレーション
  2. 自然の材料を使って当たり前が良い。それを充分に体で感じられる
  3. 未来にどう生きるか、遮熱シートを使って外断熱。自分達が出来るエコロジーな家造り

自然の恵み。太陽の光と熱の恩恵に感謝!!

家族がくつろぐ暖かみのある家

ホールに着けばソフトな照明と昔懐かし建具に癒されます。

和室の雪見月見障子からは、春になると桜の花見が出来ます。

3本の腰付き障子を開ければ、家族団欒の居間と一体空間。

太鼓梁と白色に塗られた珪藻土が、開放感有る大広間を飾り付けている。

収納たっぷりの寝室。窓からそそぐ緑の風景

洗面所の壁、収納棚の扉も湿気に強い腐りにくいヒバ材を使用。

藤枝市の岡部町本郷の民家に増築された別棟の住居棟です。増築のテーマは自然素材と健康です。この地域は山を懐にした緑豊かな自然環境であり、四季を通して温暖な天候に恵まれている為四季を存分に味わえる様にしました。また家というものをかけがえのない遺産として後世まで残されることを念頭に置いて、末代まで健康な家族が引き継がれていくことを希望してこの別棟は建築されました。

1階は作業場に充てられ、2階部分が居住空間です。曲線を描くように貼った杉板の天井を見上げながら木の階段を昇ると、間接照明で柔らかな明かりがともる飾棚と懐かしの腰付障子をはめ込んだ建具。それを開けると大きな居間兼食堂です。最初に目が行くのは、今ではあまり見られなくなった太鼓梁(木の丸みをそのまま生かした梁)と、現わしになった勾配の付いた高い天井、そして天井材や腰壁に使われている杉やヒノキの無垢材です。木の素材を活かすために壁には珪藻土を塗、白く仕上げています。木の肌合いを活かすのには白の珪藻土の色はぴったりです。

南に面した開口部は自然採光を活かして大きく開けて、奥行きのある部屋の深くまで明るくしています。アイランド型の対面キッチンは主婦が家族との接点を大きく広げてくれるので台所仕事も苦になりませんし、家族も積極的に参加してくれます。台所の位置は古代から家の中心であり、家族の会話(コミュニケーション)の拠り所でもあるという信念で計画されました。
和室は、3枚の懐かしい昔の建具で仕切られており、その3枚を開け放つと居間と一体になり、独立した子供達の家族が集っても十分な広さになります。また雪見月見障子を開けると、春には桜が、夏には深緑が楽しめ、窓を開けると流れる風が木陰の涼を運んでくれます。

将来の事を考え、屋根にはおひさまの光と熱を利用したソーラーシステムを、アルミで家全体を遮熱して外断熱、全熱交換換気システムも使い、最小限のエネルギーで快適になるよう、環境にも家計にも配慮したエコロジーな家です。

おひさまは一生もの。自然素材も、長い年月の間に味わい深いものになり、50年後、100年後の未来も自然の変化を肌で感じ取ることができ、末代まで楽しめます。

この豊かな自然との共存がこれからの課題だと考えます。

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